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よく日本三大○○というのを耳にすることがありますが、牛肉の世界においてもそれは存在します。

日本三大和牛という名前で知られていますが、あなたはその3つを答えることができるでしょうか。

実は日本における三大和牛というのは厳密には定められていないのです。

いったいどういったことなのか、ここでは日本三大和牛についてご説明していきたいと思います。

■日本三大和牛には4つのブランド牛が名乗り出ている

日本の三大和牛として業者に取り扱われているのは、「松阪牛」「近江牛」「米沢牛」「神戸牛」の4つとなります。

三大和牛なのに4つあるというのはおかしな話ですね。

ただ、正確に言うと業者内での見解としては「松阪牛」「神戸牛」を含み残りひとつは「近江牛」「米沢牛」のどちらかを選ぶといった形になっているようです。

これは松阪牛と神戸牛が世界に対しての発信力が強かったためとされ、もうひとつに関しては地域や地方によって認識が異なるという理由が挙げられています。

そのため、関西に近い地域であれば近江牛がその3つに入るとされることが多く、逆に米沢牛が育てられている山形を含め東北地方では米沢牛が三大和牛のひとつだという認識が強いようです。

■松阪牛を含み他のブランド牛の産地と特徴

●松阪牛

但馬牛をルーツに持つ黒毛和種を三重県松阪地方で育てた牛。

全国から産後間もない良質な牛を連れてくることもしています。

子供を産んでいない雌牛のみが松阪牛を名乗れます。

●近江牛

黒毛和種を滋賀県内で飼育したものを指します。

江戸時代から食用や薬膳の食材として扱われていて、ブランド牛の中では比較的その歴史が長いものとされています。

米沢牛

米沢市を含む山形県の置賜地方で飼育された黒毛和種の雌牛のみが米沢牛を名乗れます。

松阪牛と同じで子供を産んでいないことも条件のひとつです。

また、生後32ヶ月以上でなければならないという厳格な基準があるのも特徴的。

●神戸ビーフ(神戸牛)

神戸牛は「こうべびーふ」と呼ばれ、また「神戸肉」というのが正式名称とされています。

兵庫県産の但馬牛を用いていて、雌牛は子供を産んでいないもの雄牛は去勢済みのものが選ばれます。

食肉用に加工した際に、販売できるキロ数が基準値以上でなければ神戸ビーフを名乗ることが出来ないとため飼育管理が徹底されているのも特徴のひとつです。

港町であった神戸では、古くから欧米人が訪れてその肉食文化を伝えたとされています。