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松阪牛や神戸ビーフなどは毎日食べられるようなものではありませんが、それでも牛肉を食べるのであればちょっとでも美味しいお肉を選びたいものです。

ここではスーパーなどでお肉を選ぶ際のコツを伝授。

これを参考に牛肉の目利きの達人を目指してみてください。

もちろん難しいことは一切ありません。

今日からでも実践できる方法ですから、ぜひお試しあれ!

■新鮮なお肉を見分けるコツを伝授

肉の色は淡い赤を選ぶ

牛肉は時間が経過するごとに赤みが強くなります。

そのため淡い赤色のものを選ぶのがいいとされています。

真っ赤でツヤツヤしているから美味しそう、という意見が聞こえてきそうですがそれは間違いです。

馬肉などは赤みが強いものが良しとされていますが、牛肉の場合は違いますのでご注意ください。

スーパーであればパックされている商品を傾けてみる

パックに入った牛肉であれば少し傾けてみてください。

そのとき、赤い血のようなものが流れているものがありますがそちらはNGです。

ドリップといって血液を中心とした牛肉の水分が流れ出ているものですから、旨味が抜けてしまっています。

温度管理によるものでもありますが、適切な状態で保存されているものではないということですから選ばない方がいいでしょう。

淡い赤色でドリップが出ていないものが美味しい牛肉です。

脂身はとにかく白いものを選ぶ

脂身も時間の経過と共にくすんだ色になっていきます。

真っ白に近い脂身のものを選ぶのが美味しさの秘訣です。

全体的の瑞々しいもの

ドリップが出ていないもので艶があるものが牛肉の状態としてはベスト。

そうしたものがバランスよく旨味を閉じ込めた牛肉とされますので間違いない選び方といえます。

■牛肉のベストな保存方法とは

牛肉は生ものですから買ってきたらすぐに食べるのがもちろんベスト。

しかし、場合によっては少し保存しておかなければいけないこともあります。

その際にはお肉をラップで包んで、密閉性の高い保存パックに入れて冷蔵庫で保存します。

こうすることで、牛肉自体が乾燥してしまうのを防ぎます。

ドリップが出るのを抑える効果もありますので、ぜひ保存の際にはこの方法を試してください。

また、冷凍のお肉を解凍する際には冷蔵庫に入れて半日から1日かけてじっくりと解凍しましょう。

ゆっくりとお肉を戻すことによってドリップが出ることを最小限に抑えます。

急ぎで電子レンジなどを使うと繊維が壊されて大量のドリップと共に旨味が逃げてしまいますので厳禁です。

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松阪牛などを調べていくと、さらに牛肉について詳しく知りたくなってくるはずです。

よく耳にする「A5」「A4」というランクはどういったものを表しているのか?また雌牛と雄牛ではどういった違いがあるのか?など疑問はたくさんありますよね。

ここではそんな牛肉についての疑問を分かりやすく説明していきたいと思います。

ぜひこちらを参考に知識を増やしていってください。

■牛肉のランクは全部で5段階

最初に覚えておいてもらいたいのは、牛肉の等級は「5段階」に分けられるということです。

よく見るランク付けではアルファベットと数字が組み合わさっているものを目にすると思います。

牛肉においては、アルファベット「A~C」数字「1~5」でそのランクを表しています。

ちなみにアルファベットはAが一番優れており、数字は5が最も等級が上になります。

まず、アルファベットですが牛の「枝肉の歩留まり」を表示しています。

これは何かというと「一頭あたりどれだけ多くの食肉が取れるのか」という部分を指標とし3段階で評価しています。

次に数字ですが、これは牛の肉質等級といい「霜降りの度合い、肉のしまり、肉の色と光沢」などを評価したものとなります。

これらを組み合わせると、牛一頭からより多くの食肉部分が取れ、尚且つ脂身の状態が最高の評価を受けたものがA5ランクと表記されます。

食用牛としての価値を考えると、やはり売り上げという視点では多くの食用部分がある方が評価も高くなるわけです。

肉質については当たり前ですが、高品質のものが販売価格も高くなりますから評価もアップします。

ちなみにこれを見ると分かるとおり、肉の質だけを考えるならば「C5」でも充分に最高品質のものとなりますので購入するにはオススメです

■雄牛と雌牛ではどちらが美味しいとかあるの?

こちらのテーマに関しましては、非常に意見が分かれているところであり答えは出ていません。

たとえば松阪牛では雌牛しか選ばれていませんが、世界的にも有名となった神戸ビーフは雄牛も選ばれています。

どちらも子供を産んでいない、去勢済みであるという条件は付きますがその美味しさというのは生産者と消費者の判断によるものとなっています。

ただ、広い視野で見てみると雌牛で未経産のものが一番美味しいという意見が多いのも事実です。

■お肉の栄養素

お肉を美味しく感じるのは不飽和脂肪酸という成分が影響しています。

こちらは上質なものであれば15度程度の温度で溶けますので、とろりとした食感を生み出します。

また、一番の特徴は鉄分を多く含んでいるというところです。

豚肉や鶏肉に比べてもその量は3~4倍と豊富な数値を示していますので、貧血気味の方には牛肉がオススメとなっています。

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よく日本三大○○というのを耳にすることがありますが、牛肉の世界においてもそれは存在します。

日本三大和牛という名前で知られていますが、あなたはその3つを答えることができるでしょうか。

実は日本における三大和牛というのは厳密には定められていないのです。

いったいどういったことなのか、ここでは日本三大和牛についてご説明していきたいと思います。

■日本三大和牛には4つのブランド牛が名乗り出ている

日本の三大和牛として業者に取り扱われているのは、「松阪牛」「近江牛」「米沢牛」「神戸牛」の4つとなります。

三大和牛なのに4つあるというのはおかしな話ですね。

ただ、正確に言うと業者内での見解としては「松阪牛」「神戸牛」を含み残りひとつは「近江牛」「米沢牛」のどちらかを選ぶといった形になっているようです。

これは松阪牛と神戸牛が世界に対しての発信力が強かったためとされ、もうひとつに関しては地域や地方によって認識が異なるという理由が挙げられています。

そのため、関西に近い地域であれば近江牛がその3つに入るとされることが多く、逆に米沢牛が育てられている山形を含め東北地方では米沢牛が三大和牛のひとつだという認識が強いようです。

■松阪牛を含み他のブランド牛の産地と特徴

●松阪牛

但馬牛をルーツに持つ黒毛和種を三重県松阪地方で育てた牛。

全国から産後間もない良質な牛を連れてくることもしています。

子供を産んでいない雌牛のみが松阪牛を名乗れます。

●近江牛

黒毛和種を滋賀県内で飼育したものを指します。

江戸時代から食用や薬膳の食材として扱われていて、ブランド牛の中では比較的その歴史が長いものとされています。

米沢牛

米沢市を含む山形県の置賜地方で飼育された黒毛和種の雌牛のみが米沢牛を名乗れます。

松阪牛と同じで子供を産んでいないことも条件のひとつです。

また、生後32ヶ月以上でなければならないという厳格な基準があるのも特徴的。

●神戸ビーフ(神戸牛)

神戸牛は「こうべびーふ」と呼ばれ、また「神戸肉」というのが正式名称とされています。

兵庫県産の但馬牛を用いていて、雌牛は子供を産んでいないもの雄牛は去勢済みのものが選ばれます。

食肉用に加工した際に、販売できるキロ数が基準値以上でなければ神戸ビーフを名乗ることが出来ないとため飼育管理が徹底されているのも特徴のひとつです。

港町であった神戸では、古くから欧米人が訪れてその肉食文化を伝えたとされています。

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松阪牛は他の食用の牛と比べてやや小柄ですので、そうなると丹精込めて育て上げても販売できる肉の量が通常よりも少なくなります。

そういった希少価値も含めて松阪牛は高級品とされています。

ちなみに松阪牛は一頭丸ごとで買い取ろうとすると1千万円以上するのが当たり前。

品評会で最高の賞を受賞するような松阪牛ですと2,000万円から3,000万円といった値段がつきます。

実際に2016年に優秀賞を受賞した特産松阪牛の値段は2,580万円となっています。

かなり高額ですよね。

そうしたことから、松阪牛は全ての部位を丸ごと使い切るという努力をしています。

■松阪牛は13の部位に分けられる

日本人が肉食文化を取り入れたのはおよそ明治初期からです。

その歴史は欧米諸国に及びませんが、日本人特有の丁寧な手作業によって牛の解体作業もずいぶんと進歩してきました。

今では世界でも類を見ないほどの上質な食用牛を育てていますが、その利用方法も無駄がないものとなっています。

松阪牛は食用部位として13もの部分に分けられて出荷・販売されています。

一頭の体重はだいたい600キロから700キロとなりますが、なるべく廃棄する部分がないように知恵が絞られています。

■松阪牛はホルモンも絶品

そういった取り組みの中では肉だけでなく、内臓もしっかりと食用として販売されています。

上質な松阪牛の内臓はそれ自体も大変美味しくなっていますので、取り扱い業者にも人気で消費者にとっても絶品のグルメとして提供されています。

ちなみに内臓とはいわゆるホルモンですね。

モツとも表記されることがありますが、どれも同じものを指します。

■牛革製品などに加工もされている

もともと脂身が多いところが特徴のひとつである松阪牛。

そうなると皮膚の部分にまで脂が多く、今までは牛革製品には向かないとされていました。

しかし、現在はジャパンクオリティーとも評される匠の技術で丁寧に加工することで松阪牛の牛革製品製造を可能にしました。

どの商品も品質が良く、また全てに個体識別番号が付与されていてその信頼性も高いものとなっています。

小銭入れや長財布、名刺入れなど革製品は高いというイメージがありますが、リーズナブルなお値段の革製品も揃っているようです。

お肉は食べてしまうとすぐなくなってしまいますが、こちらなら長い時間松阪牛を楽しむことができますよね。

名刺入れなど、ビジネスシーンにおいても話題作りの一環になるかと思います。